おうちで和食

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和食の魅力を知り、グローバルな視点を

東京オリンピック・パラリンピックまであと少しとなり、海外からの旅行客も押し寄せ、世の中はますますグローバル社会への対応に追われています。外国人が好きな外国料理の1位が日本料理となるなど海外での和食人気がある中、地域や家庭で食文化の継承が進んでおらず、和食を取り巻く国内の現状には厳しいものがあります。英語教育の向上や異文化を知ることに注目が集まっていますが、まずは私たちが、自分の生まれた国、日本の食文化を知ることが大切ではないでしょうか。

「和食」は日本を学ぶ学習教材!?

日本の文化を学ぶうえで、「和食」はもっとも身近な教材です。
和食は、ただ日本の食材を使った料理ではなく、先人の知恵から培われた食材を加工する工夫や、自然を大切にする心も含めた日本人の伝統的な食文化です。
日常に和食を取り入れ、和食体験を重ねることで、日本人としての価値観も自然と養われることでしょう。

今回は、私たち大人も当たり前で気づいていなかった、和食の奥深さに注目します。

子供に伝えたい!和食のポイント

1.多彩で新鮮な食材と食材を活かす調理の知恵
日本の気候風土や自然がもたらすたくさんの種類の食材。また良質な水が豊富な日本は、ゆでる・煮るなどの調理や「だし」で食材の味を活かした料理を作ってきました。だしを飲むことで「うま味」など食の基礎となる子供の味覚を育てることにもつながります。
「うま味」は日本人が発見した味覚で、今では世界のUMAMIになっています。

2.ごはんを中心にした食事は栄養バランスがよく健康的
ごはんに汁物とおかずを組み合わせる和食のスタイルは一度で摂れる食材の数が多く、栄養バランスのとれた食事です。
世界からも和食は「長寿食」として注目されています。

3.季節を感じるすてきな食卓 
四季がはっきりしている日本。旬の食材や食器を使って食卓でも季節を感じることができます。
季節感あふれる美しい盛り付けから和食は「目で楽しむ料理」とも言われています。

4.家族のきずなを深める年中行事 
季節ごとの行事に込められた願い。家族で食卓を囲み一緒に過ごすことで、家族のきずなも深まります。
自然の恵みに感謝した祭りが各地でも催されています。

外国料理と比べてみることで改めて発見する「和食」の良さがあります。世界も認める「和食」の素晴らしさをまずは大人がしっかり知り、子供にも受け継いでいきましょう。
「和食」が世界に誇る素晴らしい食文化であることがわかれば海外の食文化にも興味をもつなど、視野も広がり、異文化コミュニケーションも広がるはず。これからのグローバル社会を生きる子供の可能性を、食から広げていきましょう!

文:考食師・管理栄養士/原祥子

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