2018年1月15日
みなさんは、お子さんが誕生して何ヶ月が経ちましたか?母乳・ミルクから、だんだんに離乳食の段階に入っている方もたくさんいると思います。
赤ちゃんによって食べる量や好み、成長のスピードも違いますが、一般的に離乳食は、生後5~6ヶ月頃から始めるとよいとされています。5ヶ月を過ぎて、次のようなサインが見えたら、スタートの目安とするとよいでしょう。
- 1.首がしっかりとすわっている
- 2.支えると座ることができる
- 3.食べ物に興味を示す
- 4.スプーンを口に入れたときに、舌で押し出す反応がなくなる。
さらに、離乳期はスタートする生後5~6ヶ月から完了する18ヶ月頃までを、4つの段階に分けて考えるとよいでしょう。
赤ちゃんの食べるための機能は発達途上です。なので、成長段階に適した離乳食をあげることはとっても大切なことです。まだ食べられないものをあげても、食べないのは当たり前ですよね。多くのパパ・ママが「離乳食を食べてくれない…」と悩まれますが、実は食べない理由の一つが、発達段階と調理形態を意識していないということが挙げられます。
そこで、どのような考え方で、離乳食を作ればいいのか。離乳の進行に応じて食べやすく調理したものを与える、という観点から、月齢に応じた献立例を4つの段階別にまとめてみました。
5~6ヶ月頃の献立表とレシピ
7~8ヶ月頃の献立表とレシピ
9~11ヶ月頃の献立表とレシピ
12~18ヶ月頃の献立表とレシピ
【参考】3歳児頃、大人向け献立表とレシピ
離乳食は素材本来の味を、うま味たっぷりのおだしで味わえるいい時期です。9か月ぐらいからは、一汁三菜または一汁二菜を基本に食事を考えれば、とってもバランスよく、離乳食を作っていくことができます。
細菌への抵抗力が弱い子どもであることを意識して、調理を行う際には衛生面にも十分配慮した上で、是非、参考にして、お子さんの時期に応じた「和食の離乳食」にトライしてみてくださいね。