[対象:1歳~2歳半頃のお子様がいる方]
おうちで手作り「自家製ふりかけ」、時短な「和食」で子供の味覚を育てよう!
手作りの「和食」は、薄味で四季折々の季節を感じながら旬の味を楽しめます。栄養満点で健康的な家庭の「和食」で子供を育てたい!……とは思うものの忙しい毎日では大変と思っていませんか?
例えば子供の大好きな「ふりかけ」。実はとても簡単に作れるんです。自家製ふりかけのおにぎりに「すまし汁」を添えれば、シンプルながら滋味あふれる一汁一菜の「和食」が完成です。
今回は東京家政学院大学教授の酒井先生に「幼児期に和食で子育て」、「和食文化の特徴」について、また手軽に「和食」を作るポイントも教えていただきました。誰でも作れる時短で手軽な「和食」レシピ動画つき! 見るだけですぐに実践できます。
今日から「おうちで和食」はじめませんか?
にんじんとツナのふりかけ
【材料】
- にんじん(すりおろす)・・・100g
- 昆布・・・鍋底の半分くらいの大きさが目安
- かつお節・・・15g
- にんじん(すりおろす)・・・100g
- ツナ(缶汁ごと使う)・・・小1缶(70g程度)
- しょうが(すりおろす)・・・すりおろし小さじ1/2
- 黒ごま・・・小さじ1
- しょうゆ(薄口)・・・小さじ2
- 砂糖・・・小さじ1
- 酒・・・小さじ2
- 塩・・・小さじ1/5
【作り方】
(1)にんじんを皮ごとすりおろす
(2)鍋(雪平鍋くらいの深さのもの)に ツナとにんじん、すりおろした生姜を入れて水分がとぶまで炒る
(3)調味料が入ります。砂糖→塩→薄口しょうゆ→酒の順に入れたら、水分がとぶまで火にかける
※ツナが無添加の場合は塩を0.6g多めにする
(4)黒ゴマを入れます。
(5)バットに移して粗熱をとります
(6)ボールでごはん(適量)とふりかけ(適量)をまぜます
(7)まな板に(6)のごはんをのせて、ラップで手毬寿司くらいのサイズに茶巾絞りで丸めて、おにぎりを3つ分つくります
すまし汁
【材料】
- しめじ・・・大人 20g / 子供 5g
- 舞茸・・・大人 20g / 子供 5g
- えのき・・・大人 20g / 子供 5g 水・・・大人 300cc / 子供 100cc
- 薄口醤油・・・大人 小さじ1/2 / 子供 小さじ1
- 塩・・・大人 ひとつまみ / 子供 ふたつまみ
- 酒・・・大人 少々 / 子供 少々
- 万能ねぎ・・・大人 2g / 子供 1g
【作り方】
(1)まな板で舞茸、えのきを手で割いたら次にしめじを切ります。
→子供サイズは大人の半分くらいの大きさに
(2)水からきのこを入れて中火でゆっくり沸騰させます。(きのこのうまみを壊す酵素は約60℃。うまみを作る酵素は約70℃が活動できる上限温度。60~70℃になる温度帯で長く加熱できるとうまみがよく出る)
(3)調味料を入れます。子供用に、酒少々、塩ふたつまみ、薄口醤油小さじ1、を加えて子供用のものを取り分けます。大人用に、酒少々、塩1つまみ、薄口醤油小さじ1/2、加えて大人分を器に盛り付けます。
(4)器に盛ったすまし汁に万能ねぎを入れたら完成