行事食で新しい食体験を!~子どもと作る簡単おせち~

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2017年12月25日

日本には様々な年中行事があります。そして、行事ごとに伝統的に食べられてきた「行事食」があります。大晦日の年越しそばや、お正月のおせち料理などは有名ですよね。「ケ」と呼ばれる普段の日の食事に対し、様々な行事が行われる「ハレ」の日の食事では、普段の食事とは違う雰囲気や食べ物を味わうことができるので、食事の楽しさを知り、興味を育てる絶好の機会になります。さらに、行事食には「健康に育つ」などの意味があるので、子どもにも伝えやすいですよ。

今回は、お子さまと作る、簡単おせち料理レシピをご紹介します。作る料理に込められた願いと、子どものお手伝いポイントも書いてみました。一緒に作りながら、意味も教えてあげられると素敵ですね。ぜひ、お子さまだけでなく家族みんなで作ってみてください。

伊達巻

【材料】

  • 卵3個
  • はんぺん 50g
  • 調味料:砂糖 大さじ3
  • みりん 大さじ1
  • だし汁 大さじ1

【作り方】

1.オーブンシートで型を作る。33cm×35cmのオーブンシートを用意する。4辺とも3cm幅に3回折って縁を作り、15cm×18cm×3cmの型を作る。

2.フードプロセッサーにはんぺんを粗くちぎって入れ、卵、調味料〔砂糖、みりん、だし汁〕を加えなめらかになるまで攪拌する。

3.1の型に流しいれ、オーブントースターで10分~15分焼く。

4.巻きすに焼いた表面が下になるように置き、巻く。(厚みがあって巻きにくい時は手前側に1cm間隔で3本ほど浅い切れ込みを入れると巻きやすい。)

5.巻きすの上から2ヶ所程度輪ゴムで止め、冷めるまでそのままにしておく。

【お手伝いポイント】

はんぺんをちぎる、調味料を加える、卵を割るなど、子どもができることはたくさんあります。

【込められた願い】

「伊達」とは華やかという意味があります。巻き物が書物や掛軸に通じることから知識や文化の発達を願います。

ひらひら紅白なます

【材料】

  • 大根 250g
  • にんじん 50g
  • 塩 少々
  • ゆず 少々
  • 甘酢:昆布だし 90g
  • 酢 30g
  • 塩 2g
  • 砂糖 大さじ2

【作り方】

1.甘酢〔昆布だし、酢、塩、砂糖〕の材料を小鍋に入れ、火にかけひと煮立ちさせて冷ましておく。

2.大根とにんじんをピーラーでスライスして、塩をして少しなじませる。

3.2の水気を軽く絞り、1の甘酢に漬ける。

4.盛り付けて、お好みで柚子の皮をあしらう。

【お手伝いポイント】

ピーラーを使えば、子どもにも作れます。大根やにんじんは長さのあるものを用意してあげると、スライスし やすいです。しっかり安定するようにカットしてあげましょう。

【込められた願い】

大根とにんじんの色(紅白)はお祝いの水引を表し、縁起がいいとされてきました。

栗きんとん

【材料】

  • さつまいも 250g
  • くちなしの実 1個
  • 栗の甘露煮 栗5~8粒
  • 調味料:砂糖 70g
  • みりん 大さじ1と1/2
  • 栗の甘露煮の蜜 大さじ1と1/2
  • 塩 少々
  • 水 大さじ2~3

【作り方】

1.さつまいもは厚めに皮をむき、水にさらしておく。

2.くちなしの実は大きく割ってお茶用のパックなどに入れておく。

3.さつまいもを鍋に並べてかぶる程度の水を注ぐ。

4.2を入れて中火にかけ、さつまいもが柔らかくなるまでゆっくり煮る。

5.柔らかくなったら、ボールにさつまいもを取り出し、マッシャーでつぶす。

6.調味料〔砂糖、みりん、栗の甘露煮の蜜、塩、水〕を加えてさらによく混ぜ、鍋に移して弱火にかける。

7.焦げ付かないよう、なべ底をこそげるように混ぜながら煮詰める。

(木べらで混ぜた時、なべ底に線がしっかり残る程度)

8.栗の甘露煮を加え、全体を合わせる。

【お手伝いポイント】

子どもはまぜる作業が大好きです。さつまいもをマッシャーでつぶす、まぜる工程は子どもに頼みましょう。マッシャーは小さめの方が、力が加わりやすくてオススメです。

【込められた願い】

きんとんは漢字で書くと「金団」。黄色を黄金に、栗を小判に見立て、「今年も豊かな一年であるように」と願います。